嘘のない仕事で評判を集める色彩巧芸舎の代表でもあり、本物を追求する塗装職人でもある「石塚学」氏に、インタビューを行いました。塗装の匠は、一体どのような考えで仕事に臨んでいるのでしょうか?

- 前職を退職された理由、そして独立された理由を教えてください。

- 特にこれと言ったきっかけはありませんね。
“当たり前のことを当たり前にやりたい”
“まともなことをまともにやりたい”
そう考えていたら、自然と退職、そして独立という流れになったというか。自分の気持ちに正直でいた結果が今に繋がっていると思います。

- なるほど、ありがとうございます。自分の気持ちに嘘をついていては、本当の仕事はできませんものね。では、仕事をするうえでのポリシーは何ですか?

- 仕事上心がけていることは、
などでしょうか。1つひとつ挙げていったらキリがありませんが、どれも当たり前のことだと考えています。当たり前のことを当たり前にする、そしてお客様に喜んでいただく。これが私のポリシーですね。
- 塗装間隔時間や乾燥時間の厳守
- 希釈率や2液型の混合比率などの厳守
- 冬は気温、夏は湿度に注意する
- 向こう一週間の気象情報の把握
- 養生の直線性
- カタログを鵜呑みにせず、自分で吟味して納得した塗料を使うこと
- 無理・無駄・ムラをなくす
- 整理整頓
- 仕事は速さよりも正確さを大事にすること

- 当たり前のことを当たり前にする。仕事をするうえでは、それぞれがプロとして「当たり前」のレベルを高く持つ必要がありますね。なるほど、貴重なお話、ありがとうございました。話は少し変わりますが、現在の外壁塗装業界に思うことはありますか?

-
ネットが普及してより進んでいく情報社会のなか、価格競争の激化やマニュアル的な営業手法が塗装業界にも蔓延しています。悪い言い方をすれば、低価格をエサにお客様を釣るという行為や、お客様の深層心理をついたいやらしい営業が平然と行われているのです。これでは良い職人は育たないし、業界そのものの質を下げることにも繋がっていきます。
「商品を売る仕事じゃないんだから、もっと技術を売りましょうよ!」 声を大にして、このことを叫びたいですね。

- 確かに何でもネットで調べられるようになってから、価格などの見やすいところだけに注目する傾向があるのかもしれません。しかし、本当に大切なのは値段という外見ではなく施工という中身。それを忘れずにいたいと思います。では最後に、お客様へのメッセージをお願いします。

塗装は、とても奥が深い世界です。奥が深いからこそ、手抜き工事などを見破るのは、一般の方では難しいでしょう。この世に全く同じ条件の建物はありませんし、すべての塗装業者が同じ塗料、同じ施工方法を用いることもあり得ません。
大量生産品を買う感覚で金額だけの比較をしてしまうと、誤った業者選びになりかねません。悪徳業者の餌食になってしまう恐れもあるでしょう。
「工事金額が高いからやめておこう」
「この業者さんは安いから良心的」
「高いからしっかりやってくれる」
「安いから手抜きをされるかも?」
というように価格だけで判断するのではなく、業者の中身を見るようにしてください。そのためにも、ぜひ当サイトをお役立ていただければと思います。


